院長ブログ

こんなに長生き

2008.03.23

ちまたで「○○でお肌の若返り」とか「老化防止に××を」などの広告を良く見ます。若返りを願い、老化を止めたい人が多いから、このような広告が多いのでしょう。
しかし人は歳をとれば老います。身体の衰えも隠せません。そして老化の後にくる死は、人に限らず、すべての生き物に共通のプロセスなのです。

統計によれば、日本では5人に1頭の割合で犬か猫を飼い、犬と猫の飼育頭数は、中学生以下の子ども人口よりも多くなっています。
伴侶動物として家族の一員となった日本の犬の平均寿命は、この10年間に3年も伸びたそうです。

当院でも20歳を超える犬や猫がやってきて、すごぉ?く長生きしている事実を、あらためて認識する日々です。
当然ですが、長年連れ添った愛犬、愛猫に対しての飼い主の思い入れは強く、健康管理への意識は高くなっています。

犬や猫が長生きになった背景には、良質なフードの流通、獣医療の進歩、獣医師の技量の向上、飼い主の意識の変化などが考えられます。
長生きになった結果、心臓病や骨関節障害、ホルモン疾患などの老齢性に多い慢性疾患や、がんなど、過去にははあまり多くはなかった病気の受診が増えました。
世間的に「シニア犬」と呼びはじめるのは大型犬で7歳のころです。中型犬では9歳、小型犬で11歳のころより老化が加速すると言われています。

最近、「シニア犬介護」という言葉を耳にしますが、床擦れの防止など、体に対するケアが必要となることもあります。

老いた身体は慢性疾患が複雑に絡み合っていることがあるため、獣医師には豊富な知識が必要となります。飼い主さんには家庭で行える細かなケアの知識が必要です。
ペットがいかに健康で長生きするか。それは一に「飼い主さんの愛情」、二に「エサの内容や居住などの環境」、三に「健康管理をしている獣医師の質」だと私は思っています。

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