院長ブログ

肛門嚢の自壊

2010.02.12

スカンクやイタチは、敵に襲われた時にすごく臭いオナラをして敵から逃げると言われてます
この臭いニオイを出す元を分泌している組織は「肛門腺」と呼ばれ、肛門の右下と左下に…
時計でいうと4時と8時くらいの場所にある「肛門嚢」という袋状になった中に、あの臭い分泌物が溜まっているのです

この分泌物は、ウンチをする時に肛門を通過する便の圧力によって押し出されます
また吠えたり興奮した時など、肛門に力が入るような事がでも押し出されます
実はこの肛門腺、ワンちゃんやネコちゃんにもあるんです

自然に肛門腺を出す事ができなくなると、床に肛門をこすりつけたり肛門を舐めたり噛んだりして肛門周囲炎を起こしてしまいます

また、どんどん溜まり細菌感染が広がると外から見てもわかるくらいに肛門嚢の部分が膨らみます
炎症が進むとそこの部分の皮膚は赤くなり、さらには赤紫色、濃紫色へと変わっていきます

そしてついにはその部の皮膚が破れて穴があき、どろっとした臭い膿状の分泌液が流れ出てきます

治療は患部の洗浄と、抗生物質の内服です
再発を繰り返す場合は、肛門嚢を摘出する手術を行う事もあります

過去の記事をさがす

佐倉市で評判多数の動物病院をお探しなら、若山動物病院。土曜日、日曜日も診察を行っております。犬猫が病気にならない未病の領域に特化した動物病院です。猫専用待合室もあり、猫にとってストレスの少ない動物病院としても有名です。