院長ブログ

鉤虫(十二指腸虫)

2009.08.03

ワクチン接種時の健康診断中
「発見!はっけぇ?ん!です!!…鉤虫!」と
検便をしてた、ちあきちゃん小さな声が

検査を受けてる仔、別に体調は悪くは無い様子
また、お腹を押しても痛い気配無し!

成犬の場合は無症状の子もいるし、毛艶が悪く慢性的な下痢な子もいるし…
重症になる子が少ない
しかし子犬や高齢犬では、発育不良や貧血、下痢などをおこし衰弱してしまうことも
そして、重症化してしまうと死亡することもある悪い寄生虫である

しかも鉤虫(十二指腸虫)の卵は厚?い殻により中が守られており、ちょっとやそっとじゃ壊れません!

ヒトでの感染では…
爪がスプーン状にそり返ったり、壁土など食物じゃ無い物を食べたくなるなどの症状も起こします

この虫、口からだけの感染じゃないんです!
胎盤を通して胎児に感染したり、皮膚からも感染する嫌な奴である

親虫の体長は1?2cm程度
名前のごとく、十二指腸虫近辺の小腸に寄生している

ちなみ十二指腸とは胃と小腸をつなぐ消化管で、胃から排出された食物を小腸へ送る
十二指腸の中ほどには、肝臓から胆汁を、膵臓から膵液が出てくる胆管と膵管が開口している

ちなみに昔は十二指腸虫と呼ばれていましたが、現在は鉤虫に統一されています!

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