院長ブログ

これから多くなる外耳炎

2019.04.21

日中は暑く、汗ばみが気になる時期になってきました。
暑くなってくると増える病気の一つに「外耳炎」があります。

外耳炎は、鼓膜へと続く「耳道」と言われる部分に炎症が起こる病気です。
外耳炎になると耳の中がタダレるだけでなく、耳の周りの皮膚までがタダレや赤くなってしまうこともあります。
そんな耳の中を見てみると、赤く腫れてジクジクしていたり、ただ臭いニオイがするだけの場合もあります。

この耳道に炎症が起こると、痒みや痛みを生じます
そのため頭を振ったり耳を床や柱にこすりつけたり、耳を後ろ足で掻くなどの仕草が見られます。
慢性化すると耳道が腫れ耳の穴が狭くなり、さらに悪化し慢性の外耳炎となります。
耳の痒みって、イライラしますよね!

耳垢の色やニオイは、外耳炎を起こす原因により違います。
水分の少ない黒っぽい耳垢はニオイも少なく、ネバネバしてたりドロドロしてる耳垢は甘酸っぱい臭いや悪臭をしていることが多く見らてます。

外耳炎を起こす原因は、耳ダニの寄生、細菌や真菌の感染、腫瘍、植物の種が入った場合やアレルギーなど様々です。

 垂れ耳の犬や折れ耳の猫は耳の中の風通しが悪く外耳炎を起こしやすく、また慢性化しやすい傾向にあります。
治療は原因により様々です。
外耳炎の原因の半分以上が食物アレルギーによるとの報告もあり、見える部分の治療を行っても原因となるアレルギーの治療を行っていないと再発することがしばしばです。
外耳炎の原因が複数になっているため、治療に困難を伴うこともあります。

外耳炎の早期発見のため、耳の中のニオイや頭を振っていたり耳を掻くなどの仕草の変化に注意が必要です。
「なんか変かな?」が、一番の気づき!
症状が軽いうちに治療を受けましょう!

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