院長ブログ

アレルギー性外耳炎

2019.06.29

外耳炎は、細菌や真菌などの感染や異物が耳の穴に入ったりして「炎症」が起こる病気です。
急性から慢性まで、また炎症も耳の入口から鼓膜までと様々な状態のものがあります。
外耳炎がこじれてしまうと、中耳炎や内耳炎にまでなってしまうこともあります。

外耳炎の原因はいろいろありますが、今特に問題となっているのが『アトピーと食物アレルギー』です。
実際にアトピーのワンちゃんの多くに、皮膚の病変以外に外耳炎を併発していることがあります。
また外耳炎の原因が、アトピーだった子もいます。
同様に食物アレルギーのワンちゃんにも、同じようなことが言えます。

このように外耳炎の多くが体質とからんでいるため、
単純に抗生剤や消炎剤で治療を行っても一時は治ったかのようには見えても再発をくりかえしてしまいます。

また慢性化した外耳炎は、耳の中にバイオフィルムができあがっています。
そのため点耳薬では治りにくい環境となってしまっているため、バイオフィルムを壊す必要があります。
ただ壊すといっても綿棒とか使うのではなく、それなりの治療を行います!
ちなみ綿棒は、普通の掃除のときもあまり使わない方が良いんですよ!
その理由は、耳に細かな傷を作ってまうことも多いためです!

耳の洗浄剤や外用薬が市販されてます。
しかし外耳炎の原因の多くはアトピーや食物アレルギーです。
そこの見極めを行わずに自己流でイジってしまうと悪化してしまいますので、注意が必要です!

また、もともと耳には耳の中を綺麗に保つ自浄機能が備わっているます。
この自浄機能を損なわないように、外耳炎を治していく必要があります。

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