院長ブログ

下痢

2019.07.22

下痢の場合、その原因を見つけ出すことがとっても重要です。
虫卵検査とかであれば、時間的にも経済的にも負担にはなりません。
しかし、それだけでは感染の原因を見逃してしまうことも多々あります。

感染と消化不良が原因の、白っぽい下痢!


ウンチの色は黄色から茶色い、一般的に言う『ウンチ色』です。
このウンチ色は、肝臓からできる胆汁の中のビリルビンという色素と食べ物が混じった色です。
胆汁の色素により便に色がつきます。
この色の具合も、便の状態を見るには大切な要素です。

一般的に便の検査というと、虫卵や寄生虫、ジアルジア検査が行われています。
当院でも、それ以外に顕微鏡下での細菌検査まで行ういます。
そのため感染の原因を見つけ出すために、検査機関を利用することもあります。

ここでは、IDEXX社による『RealPCRTM 下痢パネル』を行います。
これは下痢を起こしている病原体を見つけ出す検査です。
原因菌が見つかれば、それに対して効果のある抗生剤を飲ませて治療します。
また感染性の下痢ではない場合は、下痢止めなどを使用する対症療法や食事を使った治療を行うこともあります。

もし下痢が続くようであれば、なにか体質的な原因などが考えられます。
その結果、内視鏡検査による検査を行うこともあります。

下痢は腸の働きが普通では無い状態です。
そのため腸を休めてあげる必要があります。
普通の便にもどるまでは、食事と水分補給に気をつけてあげることが大切です。

 

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