院長ブログ

猫・コロナウィルス 感染症

2020.02.09

猫コロナウィルス感染症は、コロナウィルスの中の猫コロナウィルスに感染し起こる猫の感染症です。
感染は、唾液や排泄物を介して起こります。

このウィルスに感染しても無症状であったり、下痢などが見られます。
しかしストレスなどにより免疫力が落ちてしまうと、このウィルスの一部が猫伝染性腹膜炎ウィルスに変異してしまいます。

猫伝染性腹膜炎ウィルスは極悪非道で強〜い病原性を持っており、全身に様々な症状を引き起こす不治の病です。
感染した場合、初期の症状は熱が出て食欲や体重が落ちたり、吐き気や下痢などが見られます。

猫伝染性腹膜炎ウィルス感染症は、その症状により『ウェットタイプ(滲出型)とドライタイプ(非滲出型)』があります。

ウェットタイプ(滲出型)はドライタイプ(非滲出型)より多く見られ、その進行が早いのが特徴です。
症状としては、脱水や貧血、腹水でお腹が膨らんだり、胸水で呼吸困難にもなります。
腹水や胸水は、黄疸から黄色でトロッとした少し粘稠性のあるものとなります。

ドライタイプ(非滲出型)は進行が穏やかなのですが、体内の様々な臓器に出来物を作るのが特徴です。
そのため各臓器に、様々な障害を起こします。
例えば脳の場合には、歩けなくなったりテンカンみたいな発作、オシッコやウンチが上手く出来なくもなります。

猫伝染性腹膜炎(FIP)は、治すことはできません
そのため、延命治療がメインとなります。

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