院長ブログ

猫の回虫

2019.06.27

子猫でよくみられる寄生虫病に、回虫症があります。
回虫が寄生するとお腹が異常にふくれてパンパンに、また元気や食欲がなかったり、痩せ、毛づやが悪い、吐き気や下痢などの症状がでます。
吐いたものの中に、虫が見られることもあります。
またウンチに虫が混じって出てくることも、あります。

成猫になると、感染していても症状が現れないことがあります。
これを「不顕性感染」と言います。

回虫は母乳を介して、母猫から子猫に感染します。
当然ですが、ウンチを介しても感染します。
回虫の卵は非常に丈夫で、土の中で長い期間も生きていくことができるため十分に注意する必要があります。

回虫は、ヒトにも感染します。
ヒトに感染した場合は、
ヒトの体の中では成虫になることができず育っても幼虫の状態のままです。
しかも体の中を移動して内臓や眼などに住み着く『幼虫移行症』といわれる病気を起こします。

ちなみマンションの高層階に暮らしてる猫ちゃんから、回虫が見つかったことがあります。
これはワクチン時の健康診断で行なった、検便からです。
屋外に出ることもなく、今まで10年近くも検便で異常の無かった子です。

感染の原因は、想像でしかありませんが‥‥
 家族の誰からウンチを踏んでしまい、運悪くそのウンチの中に回虫が!
  家の玄関で靴を脱ぎますが、その床にウンチが!
   そこの部分で猫ちゃんがゴロゴロし
    猫ちゃんの毛にウンチが付いてしまい、
     グルーミング時に口にしてしまった!

これって、超〜間接の間接な感染ってことになります。
しかし屋内飼いの子での猫ちゃんに見られた寄生虫感染は、他にも幾度か経験があります!
感染・発症防止のためにも、定期的なウンチの検査をしましょう!

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