院長ブログ

泥が溜まる?

2019.07.12

胆泥とは、胆嚢内の胆汁が何らかの原因で胆汁が砂状やゼリー状に変化し泥状たものです。
これが胆嚢に溜まった状態が、胆泥症です。

また胆泥に種々のミネラル分が沈着し結石となってしまったものが、胆石です。
ただ胆泥と胆石を比べると、圧倒的に胆泥が多く見られます。

胆泥をつくるのは、胆汁です。
胆汁は肝臓で作られるサラサラした緑色の液体で、胆嚢に一時ためられます。
そして食べ物をとると胆嚢が収縮し、胆汁は十二指腸に流れ出て脂肪の消化を助けます。

胆泥は甲状腺機能低下症の子に多く、また胆嚢炎を起こした子にも見られることがあります。
このように胆泥が見られる場合、他の病気があることがあります。
その病気を治療すると、胆泥が減ることもよくあります。

「胆泥=治療」ではありませんが、場合によっては治療を必要とします。
胆泥により胆汁の流れが悪くなると、胆嚢が腫れたようになり肝臓を圧迫します。
その結果、押されている部分の肝臓の組織が萎縮してしまうことがあります。
また胆嚢炎を起こしたり、胆嚢から胆泥が流れ出てしまうと不調になります。
また完全に閉塞したり胆嚢や胆管が破裂してしまうと、危険な状態になります。
そのため、とっても怖いことになりかねないのが胆泥症です。

実際には胆泥があっても、症状が見られないことがほとんどです。
しかし胆嚢を含めた肝臓の病気は、重症にならないと症状は見られないことが多くああります。
だからこそ、健康診断がとても大切になります。
胆泥症は健康診断で発見されることが、とっても多い病気です!

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