院長ブログ

口 臭いッ!

2019.11.01

猫ちゃんはワンちゃんと違い、ハァハァと息をすることがあまりありません。
そのため口のニオイを思いっきり感じることも、多くはありません。
でも〜口のニオイが気になる時って、ありませんか??

しかし口臭があり‥‥
口の周りや前肢の先が濡れ汚れてる
顔まわりを触れられるのを嫌がる
食べる時に頭を傾げる
食欲が減ってきた

こんな症状が見られる、猫ちゃんもいます。

これって口の中の「トラブル・サイン」です!
そして猫ちゃんの口のトラブルNo.1は『歯周病』です。
「歯肉炎」も、よく見られます!
時々で良いですから、口の中をみて下さいね。

歯周病の原因は、そりゃ〜歯周菌ですよね!
この歯周菌は、その温床となる歯垢の中でヌクヌクしています。
その中で菌が出す毒素で、歯肉や歯周組織に炎症が起こってしまうのです。

しかも猫ちゃんには、慢性腎不全などの慢性病や猫白血病ウィルスや猫免疫不全ウィルスなどの感染症による免疫力の低下などで歯周病にもなりやすくなります。

口の中の病気は、食欲だけでなく元気もなくなります。
猫ちゃんは、歯が痛くても歯医者に行くことはありません。
歯が痛くても、行きたく無いかもですけど‥…

実は猫ちゃんには、早い時期から歯肉炎が診られる子が結構います。
口に中、上の歯の奥の歯茎を見て下さい!
歯と歯茎の境目が、チョイ赤くなってませんか??
それって歯肉炎、そして歯周病の始まりなんです!
歯周病は治りませんが、早期の歯肉炎は良くなります。

歯周炎が進むと歯がグラグラ、出血、そして歯が抜けてしまいます。
歯周病は歯肉炎に始まり、徐々に進行していく病気です!

歯肉炎を悪化させなければ、歯周病になるのを遅らせることができます。
そしたら超臭い涎や痛み、食欲が落ちることもありません。

歯周病は進行すると、クシャミや鼻水、そして顔の腫れなども起こります。
しかも全身に運ばれ、心臓や腎臓などで病気を引き起こすから、極悪非道の細菌と言われちゃうんです!

実は、慢性腎不全の猫ちゃんって歯周病を患ってる子がほとんどです。
口の中を見て下さい!
口臭く無いですか??

猫ちゃんの腎臓病は、歯周病の治療も必要なのです!
歯周病予防には歯肉炎の、早期発見ですよ〜
しかも猫ちゃんの歯肉炎には、効果のあるモノがあります。
早めの治療が、長生きの秘訣です!

全身病へと広がっていくのが歯周病なのですから、歯肉炎の治療は歯周病の予防にもなります。

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