院長ブログ

サイレント・ディジーズな歯周病

2019.05.13

家に帰ると、真っ先に出迎えてくれる『あなた!』
遅〜く家に帰っても、皆が寝てても起きてきて「お疲れ様〜!」と慰めてくれる『あなた!』

そんな『あなた』を、思わずギュッと抱きしめてしまったことも!
抱きしめられた『あなた』は、ペロペロと頬や口を舐めてくれる。

このような経験をしたことのあるヒトは、多いのではないだろうか。
実は、これは危険な行為なんです。

「人獣共通感染症」を、ご存知ですか?
人獣共通感染症とは、動物からヒトへヒトから動物へと感染する病気です。
感染症の約半数が、人獣共通感染症であるとも言われています。

そんな人獣共通感染症の一つに「歯周病」があります!
歯周病は、口の中の“歯周病菌”による感染症なのです。

生まれた時には、歯周病菌は口の中には住んではいません。
もともと存在しない歯周病菌が、なぜ口の中にいるのでしょう?
それは歯周病が感染症であり、その感染源は唾液なのです。

しかも歯周病菌はヒトからヒトに感染するだけでなく、ワンちゃんや猫ちゃんからヒトへ、ヒトからワンちゃんや猫ちゃんへ、そしてワンちゃんや猫ちゃん同士でも感染してしまうんです。

歯周病は、歯石が原因と思ってる飼い主さんも多いようです。
そのため歯石を除去すれば、歯周病は治るとも思ってるようです。

歯周病を起こすためには‥‥
歯ぐきに付着した歯周病菌を歯垢が覆うと、菌が増殖します。
歯垢がなけれは、歯周病菌が口の中に入ってきても棲みつくことができないため、歯周病にはならないと言われています。
日々の歯磨きと、定期的な歯科処置が大切です!

また歯周病菌が歯ぐきで住み続けられるかは、口の中の免疫の状態によっても違います。
免疫力が歯周病菌に勝てば、歯周菌は住み続けられません。
つまり口の中の環境を整えることが、大切なのです。

「口の中は体中で一番菌が多い。
 しかもヒトもイヌも、口の方が肛門より菌が多い!」
驚きでしょう?

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