若山動物病院ブログ
内腿が筋肉痛
昨日、ドッグランの雑草を抜いたり池の水草を綺麗にしたりなどの整備を行ったんです。
もう見違えるほど綺麗にはなったのですが・・・
今朝になって、内腿に筋肉痛が!
頑張って運動したら、翌日に体のあちこちが痛い・・・
そんな経験、ありますよね?
運動して筋肉痛ならわかる!
でも掃除でしょ?なんで掃除で筋肉痛になるのさ???
それだけ体を動かして、頑張ったんだよね!
そう思ってあげて!
筋肉の線維に小さな傷がついて炎症が起こり、その傷ついた筋肉の細胞を治す過程で痛みの物質が出来ちゃうのです。
しかも筋肉痛は、数時間から翌日など時間を置いて起こります。
治っていく時に痛みの物質が出ちゃうんだ!
だから痛いのは、治っていく証拠なんだね。
我慢!我慢!我慢じゃ!
ちなみ筋肉の線維には痛みを感じる神経はなく、痛みは筋膜で感じます。
これが筋肉痛が起こるのが、翌日とか翌々日にとか遅れて出る理由なんです。
つまり筋肉に炎症が起きた時に作られら物質が筋膜まで届くのに時間がかかるため、時間差が生まれちゃうんです。
ってことは???
その物質を阻害するものがあれば、筋肉痛は起こらないってこと?
普段からよく使っている筋肉は血管が発達してるから、筋肉の線維を痛めても修復が早いから筋肉痛が起こりづらいんでしょうね!
その逆に、使って無い筋肉は血管が発達してないから、筋肉の線維を痛めてちゃうと修復も遅く筋肉に炎症が起きた時に作られら物質が筋膜まで届くのにも時間がかかっちゃうんでしょうね!
運動不足だと筋肉痛が出るのが遅いのは、こんな理由からなのかしら・・・