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若山動物病院ブログ

めざせ投薬マスター!

投薬2

こんにちは。

千葉県佐倉市『若山動物病院』の松田です。
みなさんはお薬をねこちゃんに飲ませる時にどのようにあげていますか?
ご飯と一緒に飲ませていたり、砕いてチュールと一緒になんて方もいらっしゃると思います。
その方法で食べてくれるととても楽ですよね、でもみんながそういうわけではありません。

前回は猫ちゃんの点眼の仕方についてご紹介させていただきましたが、今回は猫ちゃんの投薬の仕方についてご紹介させて頂きたいと思います。

今回ご紹介する方法はあくまで一例ですのでご参考程度にしていただければと思います。

投薬1

まず用意していただくものはこちらです。

  • お薬
  • タオル
  • シリンジ
  • おやつ

まず始めにお薬を飲ませよう!と身構えてしまうとその雰囲気が猫ちゃんに伝わって緊張してしまいますので、なるべく普段通りで薬をあまり見せないようにしましょう。

投薬2

静かに近づいて頭を撫でながら片手で両あごを持って上を向かせます。この時犬歯の後ろに指をかけると持ちやすいのでポイントです。
そうすると口が少し開きますので(写真ではすごく開いていますが笑)喉の奥の方にめがけて薬を落とします。その時の上を向いていればいるほど薬が喉の奥の方へいきますので、しっかり上を向かせることが重要です。

投薬3

お薬を入れたら数秒はそのままの角度をキープします。その時喉をさすってあげると飲み込んでくれやすくなります。
猫ちゃんが舌を出してペロペロしたのを確認出来たら飲み込んでいます。

投薬4

念のため、お水を飲ませてあげると口に残っていても飲み込んでくれます。

もしすごく動いてしまう場合はタオルで包んであげると落ち着いてくれる子もいますし、抑えやすくなって爪で引っ掻かれてしまう心配もありません。

投薬5

もちろん最後には褒めたり、おやつをあげたりしてあまりネガティブな印象を与えないようにしましょう。

投薬のコツ

  • なるべく普段通りに
  • 指をかける場所は犬歯の後ろ
  • なるべく上を向かせる
  • 投薬した後は褒めてポジティブな印象に

以上のことに注意してみなさんも投薬マスターになりましょう!