若山動物病院ブログ
シベリアのソリ引き
こんにちは。
千葉県佐倉市の『若山動物病院』の松田です。
最近シベリアンハスキーの子が診察に来られました。
身体はまだ小さくとても可愛いかったです。可愛い顔にもあの特徴的な模様はしっかりとありカッコ良さもありました。
シベリアンハスキーといえば身体が大きいイメージがあったのでそのギャップにもやられてしまいました(^_^;)
シベリアンハスキーといえばとても人気のある犬種ですよね。
今回はそんなシベリアンハスキーのルーツなどについて調べました。
シベリアンハスキーについてご紹介!
シベリアンハスキーの歴史は、数千年前のシベリアに遡ります。このシベリアンハスキーは、名前の通り極寒のシベリアで厳しい環境に適応し、長い年月をかけて進化してきました。
シベリアンハスキーは、シベリアのチュクチ族によって育てらたそうです。チュクチ族は、移動生活を送る遊牧民で、そり犬としての能力が求められ、ハスキーは、長距離を走る耐久力と寒さに対する強い抵抗力を持つように育てられました。
シベリアンハスキーが世界的に知られるようになったのは、20世紀初頭のアラスカゴールドラッシュの時期です。
1908年、アラスカで初の「オールアラスカンスウィープステークス」というそり犬レースが開催され、シベリアンハスキーはその耐久力とスピードで注目を集めました。
また、シベリアで作業犬としての経験を買われて、アメリカ隊の北極点探索やノルウェー隊の南極探検にも同行して活躍したそうです。
北極や南極で活躍していて本当に寒さに強いことがわかりますね。
逆に暑さには弱いので注意が必要です。
シベリアではソリ引きをしていたこともあり運動量のすごくあります。飼われる際にはその本能を満たしてあげるために、たくさん散歩や遊んであげてくださいね!
今回でシベリアンハスキーについての理解が深まりました。
みなさんも好きな犬種のルーツを調べてみると色々な歴史や時代背景が見えてきて面白いですよ!
それでは、また!