若山動物病院ブログ
寒暖差を乗り越えよう
こんにちは。
千葉県佐倉市『若山動物病院』です。
昨日、今日と比較的涼しい日が続いていますがいかがお過ごしでしょうか。
立て続けに涼しい日が続くとやっと秋が来たと感じれますね。
ですが心配なのは急な温度変化のワンちゃんネコちゃんへの影響です。そこで今回は、秋の寒暖差での体調管理を少しお話したいと思います。
寒暖差がもたらす犬猫の体調への影響
秋は涼しくなって過ごしやすい一方、朝晩の冷え込みが厳しくなることもあります。この寒暖差は、私たちヒトだけでなく、ワンちゃんネコちゃんたちにも負担をかけます。特に次のような症状が見られることが多いです。
呼吸器系のトラブル
寒暖差が大きいと、犬や猫は呼吸器系に負担がかかり、咳や鼻水、くしゃみといった症状が出やすくなります。
消化器系の不調
気温の変化により、自律神経が乱れることで、食欲不振や下痢、嘔吐などが起こりやすくなります。
免疫力の低下
体温調節にエネルギーを使うため、免疫力が低下し、病気にかかりやすくなることも。
犬猫たちを寒暖差から守るためのケア方法
- 室温管理を徹底する
日中と夜間の温度差が激しい時期は、エアコンやヒーターを活用して室温を一定に保つことが重要です。特に夜は冷え込みやすいので、寝る場所を温かくしてあげましょう。
- 衣類の活用
特に小型犬やシニア犬、毛の短い犬種は、寒さに弱い傾向があります。朝晩の散歩時には、お洋服を着せて防寒対策を行いましょう。
- 適度な運動で体力を維持する
気温が下がると運動不足になりがちですが、適度な運動は体力を維持し、寒さに負けない体づくりをしましょう。室内で遊ぶ時間を増やすなど、工夫して運動量を確保してみてください。
季節の変わり目はワンちゃんネコちゃん達にとっても大きなストレスとなることがあります。当院では、秋の健康診断を実施中でございます。何かわからないことがありましたらお気軽にご相談ください。
それではまた。