若山動物病院ブログ
気圧が下がると不調に!
気圧が下がると頭痛する方がいますが、私は気圧が下がると首と肩の筋肉がビンビンになり痛くなります。
これは気圧の変化が、体内の圧力バランスや血液の流れに影響するからと言われています。
気圧のカラダに対する影響は、ワンちゃん猫ちゃんにも同じことが言えます。
実際に低気圧になると、テンカンみたいな発作を起こす子がいます。
また、咳き込んでしまう子もいます。
ワンちゃんはだるそうに伏せ、、猫ちゃんも不快そうに丸まっています。
気圧の変化が体に与える影響
気圧とは地表にかかる空気の重さのことで、普段はカラダに一定の圧力が体にかかっています。
空気の重さって何だ?
空気って軽いじゃん?
そう思いますよね?
ところが、どっこい!
空気にはしっかりとした重さがあり、1立方メートル(縦横高さそれぞれが1m)で約1.2kgチョイあります!
えっ?
そんなにと思いますが、そうなんですよ!
これは空気の成分である、酸素と窒素の重さなんです。
だから低気圧が近づくと、この圧力が減ってしまいます。
その結果、カラダの中の水分や血液の流れが悪くなり、筋肉が酸素不足に陥り、コリや痛みを引き起こします。
自律神経への影響
自律神経は、カラダの緊張やリラックスを調整する働きを持っています。
しかし気圧が下がると自律神経が乱れ、交感神経と副交感神経の働きが上手く行かなくなります。
その結果、咳が出たり筋肉が緊張するなどの症状が出やすくなります。
まとめ
単なる気圧の変化と思っても、このように気圧が下がると、血液の流れや自律神経に乱れを生じカラダに与える影響は大きいんです!
そのため、低気圧がやってくると様々な症状が起こりますので注意しましょうね!