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若山動物病院ブログ

まだ、います🦟

千葉県佐倉市の『若山動物病院』の新垣です。

近頃は夜間の冷え込みが強くなってきましたね(´ー`)

夏もすっかり終わりだな~と気を抜いていましたが、少し外に出ると
「蚊」にたかられてイヤになりますね…。
むしろ高すぎた気温が落ち着いて、蚊が元気になっているような気もします( ;∀;)

そして実は蚊に刺されているのは私たちヒトだけではなくて
ワンちゃんやネコちゃんも同様にターゲットになっているのをご存知でしょうか~?

刺された箇所が目立たないだけで、実は刺されているのです…!

まだまだ注意しないといけない蚊が好むものを把握して、
なるべく刺されないようにしていきましょうー!!

蚊

蚊が好んで引き寄せられるものを「誘引源」と呼びます。

誘引源の中でも強い作用があると考えられるのが二酸化炭素
蚊はわずか0.01%の二酸化炭素の濃度の変化を感知できて、10m先にいる生物も感知できるといわれています。

ヒトであればお酒を飲んだあとであったり、ワンちゃんはヒトよりも呼吸数が多かったりするので狙われやすいのだそうです(◎_◎;)

蚊はを感知する能力も優れていて、0.05℃の違いをも認識できます。
これはヒトの感度のおよそ10倍!!!
蚊は「露出した肌によって温められた空気」という、わずかな違いをかぎ分け吸血対象を探すのだそうです。

蚊が好む温度は39℃あたりだという研究結果もあり、
同じ空間で過ごしていても体温の高めな子供やワンちゃん・ネコちゃんの方が狙われてしまうのですね(+_+)

昼間にも吸血する種類の蚊は、にも。
とある実験によると、1黒、2赤、3青、4黄、5白の順で蚊が多く誘引されたという結果が出ています。
黒は蚊が吸血対象とする多くの動物の色に近くて、身を隠しやすい保護色になっていますね。

蚊の誘引源といわれる「二酸化炭素・熱・色」
全てワンちゃんやネコちゃんも油断できるものではありません💦

蚊に吸血されることが病気を運んでくる一因にもなることがあります。
あらかじめ蚊が多い場所には行かない等の予防線を張っておくことも大切ですね( *´艸`)