千葉県佐倉市の『若山動物病院』の新垣です。

ご飯やお散歩の時間など「時間がわかるのかな？」と思えることがありますよね

そこで気になったのが、
体内時計はワンちゃんやネコちゃんにもあるのだろうか～？？ということです

朝になると自然に目が覚めて夜になると眠くなるように、身体は昼と夜の光の変化に影響されて調整されているのだそうです！
そのリズムが体内時計として機能しているのだとか！！

マイナーな一説ではワンちゃんは時間を嗅ぐことができるとしている専門家もいるようなので興味深いですよね
気温の上昇などの温度変化や時間の経過によって生じる匂いの違いから時間を知っているのではないかと言われているそうですよ
本当ならすごい能力ですよね～！！

ワンちゃんもネコちゃんも体内時計も、ヒトと同様日々少しずつ誤差が生じていきます。
朝日を浴びることで身体の時間がリセットされ、時間に対する誤差が抑えられるのです！
身体は不思議ですね～

体内時計が狂ってしまうとその影響で昼夜逆転の生活になり夜泣きしたり、毛の抜け替わりサイクルの乱れなどが起きたりする場合もあります。

昼間に活動しているときに活発になる「交感神経」と、
夜間やリラックスしているときに活発になる「副交感神経」の
２種類の自律神経の作用が乱れてしまうために、体にも影響が出るのです
私たちと一緒に徹夜の日々を続けるなど…の原因は体内時計だけでなく、体調面にも狂いを引き起こすので
夜はしっかり睡眠をとるように心がけましょう♪

そして、いつもの時間にきっかりいつもご飯をもらっていても、
たまに家族のヒトの都合で少し遅れる場合もありますよね

そういうときにワンちゃんやネコちゃんは「いつもの時間なのにご飯がない！」と感じて
鳴いたり吠えたりするので困っている…という方も少なからずいらっしゃるかと思います
いわゆる要求吠えというものですね。

そんな子にはあえて決まった時間にご飯をあげるのではなく、不規則な時間のリズムを作ることによって
要求吠えにならないように工夫をしてみましょう