若山動物病院ブログ
みどりを楽しむ
千葉県佐倉市の『若山動物病院』の千明です。
5月4日は「みどりの日」
「みどりの日」とは、自然に親しみ、その恵みに感謝しながら、環境を守ることの大切さを改めて考えるために設けられた祝日です。
今日は病院犬たちと一緒にお散歩しながら、当院のお庭に咲く季節のお花をいくつかご紹介していきます!
病院犬ロイスと一緒にご紹介するのは「ツツジ」

公園や街中でもよく見かけるツツジは、江戸時代から親しまれてきた日本の伝統的なお花です。
ピンクや白、赤など、色とりどりのお花をたくさん咲かせるツツジですが、実は見た目だけじゃなく“環境にもやさしい花”として知られているんです。
なんと、シックハウス症候群の原因として知られるホルムアルデヒドを吸収して、空気をきれいにしてくれる働きがあるんだとか。
ちなみに「ツツジ」という名前、漢字で書くと「躑躅(てきちょく)」と意外と難しい漢字をしています。
この漢字には「足を止める」という意味があり、ツツジの華やかな見た目に「あまりの美しさに思わず立ち止まって見とれてしまう」 という由来から名づけられたそうです。
次に病院犬シロちゃんとご紹介するのは「チェリーセージ」

ハーブの仲間でもあるチェリーセージは、葉っぱを触るとほんのり甘い香りがしてきます。
この香りには虫よけ効果があると言われ、蚊が多くなるこれからの季節にぴったりな植物です。
チェリーセージにはいくつか品種があり、中でも「ホットリップス」という品種はちょっと不思議で、春や秋は赤白のツートンカラーになったり、夏になると真っ赤になったり、気温によって色の割合が変わるんです!
最後に病院犬ルーサーとご紹介するのは「パンジー」

パンジーは色とりどりの花びらと「顔」に見える独特の模様が特徴的なお花。
名前はフランス語の「pensée(パンセ)」=「考える」から来ていて、うつむいた花の姿が“物思いにふけっているよう”に見えることから名付けられたそうです。
最近では無農薬で育てたパンジーが「エディブルフラワー(食べられる花)」として使われることも増えています。
お散歩で自然を堪能した後は、しっかりと水分補給!

これからの季節は熱中症も多くなるので、楽しくお散歩をした後はしっかり休憩と水分補給を忘れずに、体調管理にも気をつけましょうね (*´∀`)b