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猫の「ゴロゴロ音」の秘密

猫の喉のゴロゴロ音

猫がリラックスしているとき、喉の奥から聞こえてくる「ゴロゴロ」という音。
この音、実は単なる「甘え」や「ごきげん」のサインではありません。
自身の体を癒すための「セルフメディケーション」の可能性があるってご存知でしたか?

そうなんですよ!
あの「ゴロゴロ音」はただの甘え声じゃなく、体と心を癒す「ヒーリング周波数」なんです。

ちなみセルフメディケーションとは・・・
自分の健康は自分で守る」という意識のもと、体の不調を正しくケアする行動を言います。

ヒーリング周波数とは・・・
心や体を癒す効果があるとされる特定の音の周波数』のことを指します。

周波数(Hz)効果や意味よく使われる場面
174Hz心と身体の痛みを和らげる深いリラクゼーション、ヒーリング音楽
285Hz細胞の回復、チャクラの調整セルフケア、瞑想
396Hz恐怖や罪悪感の解放トラウマケア、感情の浄化
417Hz変化への導き、過去の癒し前向きな変化のサポート
528HzDNAの修復、愛の波動「奇跡の周波数」とも呼ばれる
639Hz人間関係の改善愛、共感、コミュニケーションの活性化
医学的な根拠が明確でないものもあります。
多くのヒトがリラクゼーションやメンタルケアに取り入れています。

ゴロゴロ音の正体は?

ゴロゴロ音は、喉頭周辺の筋肉が収縮して空気を振動させることで出る音です。
この音は吸っても吐いても鳴り続けるのが特徴で、ほぼ一定のリズムで振動します。

しかも・・・
この「ゴロゴロ音」の周波数帯は25~150Hzと測定されています。
実はこの音域、ヒトや動物の体にとって非常に特別な意味を持つとも言われています。

ヒーリング効果のある周波数帯

研究によると25~50Hzの振動は骨の修復や形成を促す効果があるとされ、整形外科領域でも注目されています。
また50~150Hzは筋肉や腱、靱帯、神経組織の再生をサポートするとされています。
そのため、この周波数は「自然治癒を促す周波数帯」とも呼ばれています。

周波数帯効果があるとされるもの
20〜50Hz骨の成長や修復を促す(骨折の治癒促進)
50〜150Hz筋肉や靭帯、腱の修復を促す
全体として痛みの緩和、組織の修復、ストレス軽減などの報告も
医療機器の「低周波治療器」にも応用されています。

猫は、まるでこれを本能的に理解しているのでしょうか?
ケガをしたりストレス時にも、自分を落ち着かせるためにゴロゴロ音を発します。

どんなときに“ゴロゴロ”するの?

  • •飼い主に撫でられて気持ちよいとき
  • •ごはんをもらう前の「アピール」時
  • •体調が悪い、痛みがあるとき
  • •子猫が母猫に甘えるとき、また母猫が子猫をなめるとき

特に見落とされがちなのが、「体調が悪いとき」でもゴロゴロすることなんです。
これは自分を落ち着かせたり、痛みを和らげたりする自己調整の一環と考えられています。

人にも良いぞ!

実はこの周波数は、ヒトの体にも響きます。

実際に「猫と一緒に寝るとリラックスする」「ゴロゴロを聞いていると眠くなる」という声を聞きます。
猫のゴロゴロ音は、飼い主さんにとってもヒーリング効果があると考えられています。

まとめ

猫の「ゴロゴロ音」は、

  • 愛情表現
  • 安心の証
  • 自己治癒力のトリガー
  • 飼い主さんへの癒しのプレゼント

という、猫にしかできない音の魔法なんです!
その魔法は、飼い主さんの心や体にも届いていることでしょう!