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指が多い猫?

指が多い


猫の前足や後ろ足を見て「あれ?うちの子、指が多いかも?」と驚いたことはありませんか?
それは「ポリダクティル」いわゆる、先天的に指が多い「多指症」と呼ばれるものです。

一見するとちょっと変わった手に見えますが、実は「幸運の猫」「海の守り神」としても知られているんです。
今回はこの「ポリダクティル(多指症)」についての話です。

目次

ポリダクティルとは?

猫の足の指の本数は、一般的には以下のようです。

  • 前足:5本
  • 後足:4本

しかしポリダクティルの猫は『前足で6本以上、後足で5本以上』あることがあります。
まるで親指のような追加の指が生えていることも多く、ヒトの手のように見える子もいます。

このように「ポリダクティル(多指症)」とは、通常よりも指の数が多く生まれる先天的なものなのでぇ〜す。

どんな猫に多いの?

ポリダクティルは、メインクーンやノルウェージャン・フォレストキャットなど大型種に比較的に多いとされています。
ただ雑種の猫にも見られます。

原因は?

ポリダクティルは遺伝によって引き起こされる形質です。
常染色体優性遺伝といわれ、1匹の親がポリダクティルであれば、その子にも受け継がれる可能性があります。ただし、突然変異でポリダクティルになることもあります。

「ポリダクティル(多指症)」とは「奇形」というよりも、「バリエーションのひとつ」と捉えられていつんだよ!

健康に問題はあるの?

ほとんどのポリダクティル猫は、健康上の問題はありません
ジャンプも走るのも通常の猫と変わらず、生活に支障はありません。

ただし注意したいことがあります。

  • 余分な指に爪が生えることがある
  • その結果、爪切りがしづらく伸びっぱなしになりやすい
  • 稀にその指が地面に当たって擦れたり爪が皮膚に刺さったりすることもある

トラブルを防ぐには、定期的な爪のチェックとケアです!

動物病院で診てもらうべき?

基本的に、痛みなどの問題がなければ治療の必要はありません
ただし以下のような場合は相談して下さいね。

  • 爪が異常に伸びている
  • 指の間が赤く腫れている
  • 余分な指を引っかけてケガをした
  • 歩き方に違和感がある

指の構造や骨の付き方によっては、稀に外科的ま処置が必要な場合もあります。

まとめ

ポリダクティルは猫にとっての「特別な個性」のひとつです。
機能的には問題がないことが多いため、問題がない限りは見守ってあげます。
ただお手入れは必要ですので、こまめなチェックとケアを心がけましょう。
他の猫と違うことを「異常」ではなく「個性」として受け入れて下さいね。