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若山動物病院ブログ

「ブログ見てます」から始まる出版の誘い。

出版詐欺

目次

お金を請求される「出版詐欺」とは?

突然かかってきた一本の電話。
「ブログの内容が素敵なので、本を出しませんか?」

そんな言葉に、一瞬夢が広がりそうな感じを持ったのですが・・・
違和感!!!!
そう感じるのは、今まで何冊も本を出してきた出版社との付き合いからです。

出版詐欺?
極めて質の低い高額自費出版への勧誘?

そう思ったんです。

もし同じような電話を受けて迷っている人がいたら、一度冷静になってくださいね。
先日、私が実際に体験した「怪しい出版勧誘」の手口です。

1. どんな電話がかかってきたのか?

電話の内容は、こんな流れでした。

「HPのブログを見ました」という枕詞

「内容が素晴らしい」
「ぜひ本として出したい」
めちゃくちゃ甘い言葉で、勧められます。


本が売れれば、高額な印税ってこともありますしね!
出版という夢を叶えたい人であれば、その心理をうまくついた甘〜い甘い入り口です。

「本を出版しましょう」という提案

まるで、その本が売れるかのような雰囲気で話してきます!


まるで商業出版のような雰囲気で、話が進みます。
商業出版とは、出版社が費用を出しプロが編集してくれるものです。

制作費用としてお金がかかります

これが核心です。
打ち合わせの約束を取り付けようとしますが、ここでドカンと高額な請求が待っています。

「制作費」という名目ですが・・・
本来は商業出版なら、私が払う必要のないお金です。
今回は130万と言われました!

ネットで打ち合わせをしましょう

対面を避けオンラインで話を進めようとします。
時間は40分で良いとかです!

40分とは中途半端なこと!
結構重要な話とは思うのだが、こんな短い時間に内容を詰め込むの?
それって断る隙を与えずに、契約を迫る手法でしょうね・・・

2. なぜこれが「怪しい」のか?

出版業界では一般的には、商業出版であれば制作費はすべて出版社が持ちます。

著作に対しての対価には、二つあります。
原稿料として受け取るか、印税で受けとるかです。
印税とは、本が売れたらその利益を出版社と著者で分配する方法です。

じゃなぜ制作費に130万円も?
それは「共同出版」という名の、「著者が在庫を買い取る」ビジネスモデルだからなんでしょうね。

これって、出版を夢みる方をカモにしてるんです!
甘い言葉には、注意!注意!

3. 被害に遭わないための対策

もし今同じような電話を受けているなら、以下の対応を強くおすすめします。

即決しない

「検討します」と伝え、まずはメールで詳細を送ってもらいましょう。
ネットでの会話は、相手のペースになってしまうことがあります。


メールアドレスを教えてと言われたんで、教えたんですが・・・
未だ、メールは送られて来ませ〜ん!

「証拠を残す

「出版するのに著者が100万円単位のお金を払う」
このメリットを、冷静に考えて下さい。
とにかく、メールで詳細な見積もりや契約条件をもらいましょう。
必要であれば、それを持って消費者ホットラインなどの公的機関に相談です!。

最後に

「本を出したい」という願いは、決して悪いことではありません。
むしろ素晴らしい情熱です。
だからこそ、その情熱を悪用するような業者に騙されて嫌な思いをしてほしくはありません。
このような被害に遭う人が、一人でも減ることを願ってます。