若山動物病院ブログ
本格スタート
千葉県佐倉市の『若山動物病院』の千明です。
3月6日の新聞で、「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」が国内で広がっているという記事が掲載されていました。
SFTSはマダニが媒介するウイルス感染症で、人だけでなく犬や猫にも感染する病気です。

この病気は、マダニに咬まれることで犬や猫に感染します。
そして感染した犬や猫の血液や唾液などの体液や排泄物を通じて、人へ感染する可能性があることもわかっています。
特に注意したいのは、人よりも犬猫の方が致死率が高いと言われていることです。
体調の変化に気づいたときには、すでに重症化していることもあります。
マダニは気温が上がるこれからの季節に活動が活発になります。
春から秋にかけては、感染のリスクが高まる時期でもあります。
お散歩やお外に出る機会がある子はもちろんですが、室内で暮らしている子でも、人の衣服などに付いてきたマダニによって感染する可能性がゼロではありません。
そのため大切なのが、定期的なマダニ予防です。

動物病院で処方される予防薬を継続して使うことで、多くの場合マダニの寄生を防ぐことができます。
予防は「もしもの時」のためではなく、大切な命を守るための習慣です。
犬や猫は、自分で予防を選ぶことができません。
お家の子を守ることができるのは、一緒に暮らしている家族だけです。
これからの季節を安心して過ごすためにも、マダニ予防ができているか、ぜひ一度確認してみてください。
小さな予防の積み重ねが、大きな安心につながります。