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若山動物病院ブログ

熱中症

千葉県佐倉市の『若山動物病院』の千明です。

「熱中症」と聞くと夏のイメージが強いですが、実は4〜5月頃から急激に増え始めます。
今年もすでに、熱中症により救急で来院した子がいます。

春はお花見やマルシェなど屋外イベントが増え、お出かけの機会が多くなる時期です。
その一方で、体がまだ暑さに慣れていないため、思わぬ体調不良につながることがあります。

春に熱中症が多くなる理由

春は体温調整機能が十分に順応していない時期であり、わずかな環境変化でも熱中症を引き起こす要因となります。
主な理由としては以下が挙げられます。

・寒暖差に体が順応できていない
・急な気温上昇で体温調整が追いつかない
・「まだ暑くない」と油断しやすい
・紫外線量が増え、体に熱がこもりやすい
・換毛期前で熱が逃げにくい

気温が20℃を超える頃から、熱中症のリスクは十分にあります。

お出かけ時の対策

屋外活動が増える春は、環境条件や活動量によって体温が上昇しやすくなります。
以下の点に注意して行動しましょう。

・日中の暑い時間帯を避ける
・こまめに水分補給をする
・日陰で休憩をとる
・地面の温度にも注意する

特にイベント時は興奮や人混みにより体温が上がりやすく、注意が必要です。

走るルーサーロイス

お家での対策

室内環境であっても、条件によっては熱がこもりやすくなります。
以下のような環境管理が重要です。

・室温や風通しを意識する
・直射日光が入る場所を避ける
・必要に応じて冷房や扇風機を使用する

人にとって快適な室温でも、犬や猫にとっては負担となる場合があります。

お散歩中のおきくちゃん


春の熱中症は発見が遅れやすく、重症化するケースもみられます。
予防のためには、気温だけでなく環境や体調の変化にも目を向けることが重要です。
日頃からの適切な管理が、大切な命を守ることにつながります。