若山動物病院ブログ
換毛とブラッシング
千葉県佐倉市の『若山動物病院』の千明です。
夏の終わりから秋にかけて、抜け毛が増えるワンちゃん猫ちゃんがいます。
ただし、すべてのワンちゃん猫ちゃんが同じ時期に換毛するわけではありません。
換毛の時期や抜け毛の量は、種類、被毛、年齢、生活環境などによって異なります。
ブラッシングの役割
ブラッシングには、次のような役割があります。
- 抜け毛を取り除き、毛玉や絡まりを防ぐ
- 皮膚や被毛の状態を確認する
- 皮脂を被毛全体になじませ、毛並みやツヤを整える
- 被毛が持つ保温や熱を逃がす働きを保ち、体温調節を助ける
ブラッシングによるやさしい刺激は、皮膚の血行を促す助けにもなります。
また、体に触れる時間は、ワンちゃん猫ちゃんとのスキンシップにもなります。

毛づくろいで抜け毛を飲み込む猫ちゃんでは、あらかじめ毛を取り除くことが毛球症の予防にもつながります。
毛と皮膚を一緒にチェック
耳の後ろ、脇、内股、おなかなどは、毛が絡まりやすい場所です。
ブラッシングをしながら、次のような変化がないか確認してください。
- 赤み、フケ、脱毛
- いつもと違うにおい
- しこりや傷
- かいたり、なめたりする様子
普段から体に触れていると、小さな変化にも気づきやすくなります。
無理をせず安全に
気持ちよく続けるためには、ワンちゃん猫ちゃんの負担を少なくすることが大切です。
一度に長時間行わず、嫌がる場合は無理をせず、短時間から始めましょう。
ブラッシングの頻度は、被毛の長さや毛量、皮膚の状態によって異なります。
毛玉を強く引っ張ったり、皮膚の近くでハサミを使ったりすると、痛みやケガにつながることがあります。
毛玉がひどい場合は、動物病院やトリミングサロンへ相談してください。
また、抜け毛が急に増えた、皮膚が見えるほど抜ける、強いかゆみや赤みがある場合は、早めに動物病院へ相談しましょう。
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