若山動物病院ブログ
夏の生き物
千葉県佐倉市の『若山動物病院』の千明です。
いつものようにお庭の水撒きをしていると、道の途中であるものを発見。
そのあるものとは、セミの抜け殻!
昔は簡単に見つけることができたセミの抜け殻ですが、最近はセミ自体の数が減ってしまったのか、なかなか見かける機会も減りました。
どの子の抜け殻なのだろうとネットで調べてみると、どうやらアブラゼミの抜け殻のようです。
アブラゼミは鳴き声の「ジリジリジリ」という音が油で揚げ物をする時の音に似ていることから、そう名付けられたそうです。
ちなみに「スジアカクマゼミ」という種類のセミは、一部の国や地域で抜け殻が漢方薬として使用されているんだとか。
セミの抜け殻を乾燥させる「蝉退(せんたい)」は風邪や咽頭の腫れ、発疹、痒みなどに効果的だそうです。