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若山動物病院ブログ

絶滅危惧種

日本に住んでいた動物たちの化石を展示してある博物館に行ってきました。
この国にも恐竜がこんなにも住んでいたのかと、チョット驚きです。

化石からは、その動物本来の姿はわかりません。
そのため骨格や現存している動物たちを参考にして、肉付けして再現しています。

ちなみ恐竜たちは象やカバのような皮膚をしているのかと思ってたら、実は毛が生えていた恐竜もいたそうなんです。
あのティラノサウルスにも頭や背中に毛が生えていた、かもなんですって!
もし恐竜にカラフルな毛が生えていたとしたら、どう思います?
迫力激減ですよね!

すでに姿を消してしまった生物種を「絶滅種」と、絶滅しそうな生物種を「絶滅危惧種」と言います。
現在世界で確認されている生物は、213万種以上もあるそうです。
そしてそのうちの4万種以上が絶滅危惧種とされ、この日本でも絶滅危惧種は4千種近いとされています。
これって、すごく無いですか??
しかもかつてない速さで、多くの動物や植物などが絶滅していると聞きます。

この地球が生まれてから、この地球上に生まれ出た生物の90%以上が絶滅してしまったそうです。
一説には99%の生物が絶滅したとかなんですって!

地球の環境は、様々な動物や植物がお互いに作用し支えあって保たれています。
しかし今では1日に70種以上の生物種が絶滅しているとされています。

これって地球にとんでも無いことが、今起こってるんだって事がわかりますよね!
思うにヒトも、そのうち絶滅危惧種の中に入ってしまうこともあるんでしょうか?

今、温暖化でミツバチが減ってしまってるそうです。
ミツバチが減ると、ヒトにとって食料危機になるそうなんです。
それはヒトの食料となる植物のほとんどが、ミツバチの受粉によって支えられているからだそうです。
つまりヒトの食料となる植物を安定供給するには、ミツバチが欠かせない存在なんです。

苺の温室の中に巣箱があってミツバチが飛んでいましたが、ミツバチがヒトにとり大切な存在であるとは知りませんでした。

地球の温暖化によって、環境が大きく変化しているのを肌で感じます。
もし地球の平均気温が4度上昇すると、地球上の動物や植物の40%以上が絶滅するんだそうです。

しかもこのままだと、2100年には世界の平均気温が約3~5℃も上昇すると予測されているそうです。
これって怖く無いですか???

生物が誕生して5回ほど、生物の絶滅があったそうです。
現在進んでいる温暖化も、生物の絶滅を引き起こそうな気がしてなりません。
もしそうなったら、6回目の大絶滅になってしまいますよ!
でもヒトには知恵がありますが、皆で力を合わせないとねぇ〜って思うのです・・・