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若山動物病院ブログ

咬傷🐍

千葉県佐倉市の『若山動物病院』の新垣です。

とても暖かい日が多くなってきましたね。
暖かいということは、私たちだけでなく、他の動物や虫も活発に行動するようになります(*^^)

ダニや蚊、蜂など噛まれたり刺されると危険な虫も多いですよね~!
ほかにも意外と多いのが「ヘビに噛まれた🐍」です⚠

昨年も散歩中に蛇に遭遇して、噛まれてしまった子がいました…。

この子は頬を噛まれてしまいました。
正面から見ると…顔の右側はパンパンになっています(;゚Д゚)

普段はシュッとした顔つきの黒柴さんなのでかなり腫れぼったくなっているのが分かりますね!
噛まれたのは左側ですが、反対側の顔にまで影響が出てしまっています。

蛇に噛まれたときの主な症状としては、
・元気、食欲が無い
・足を上げるorビッコを引く
・噛まれた部分が腫れる、腫れが広がる
・出血が止まらない
・下痢、血尿、嘔吐
・ふらつきや意識障害
・呼吸困難
など、軽症で済む場合もあれば、呼吸困難などの命に関わる場合もあります。
ただの噛み傷と侮ってはいけません(; ・`д・´)

蛇には毒をもつマムシや無毒なアオダイショウなど様々な種類がいます。
ワンちゃんが噛まれてしまうと、毒をもつ蛇に噛まれた場合はもちろんですが、無毒な蛇に噛まれたとしても強い痛みを伴い患部が腫れ上がってしまいます。
毒は無くとも、蛇の口の中にたくさんの細菌や雑菌が潜んでいるので、ただの傷では済みません…。

蛇に噛まれないように気を付けましょう⚠

・・・・・・

とても暑い夏などは、夜中の暗い時間帯にお散歩をする方も多いと思います(*´ω`)
暗いと私たちが蛇などの危ないものを察知することが難しくなるので、
時間を早めるか、草むらや田んぼの畦道などは迂回したお散歩ルートでお散歩しましょう〜♫

もし噛まれてしまった場合にはワンちゃんをできるだけ興奮させないようにして、すぐに動物病院へ連絡しましょう📞
興奮して心拍数が上がると、毒を注入されていた場合に毒の回りが速くなってしまうので、
慌ててしまうとおもいますが飼い主さんもワンちゃんもまずは一呼吸おいて落ち着いてから行動するのが大事ですよ!

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