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若山動物病院ブログ

うちの子って肥満?

肥満

こんにちは。

千葉県佐倉市の『若山動物病院』の松田です。

最近飼い主さんに「うちの子太ってる?もしくはやせてる?」と聞かれることが多くあります。自分の子がどのくらい太ってる(痩せてる)のかってやっぱり気になりますよね^_^;

特に肥満はわんちゃん、ねこちゃんの健康に様々な悪影響を及ぼす可能性があり、体重の増減には気をつけていく必要があります。

まず肥満の原因で考えられることはいくつかあります。

1. 過剰な食事量: 飼い主が犬に与える食事の量が多すぎる場合。
2. 高カロリーな食事: おやつや高脂肪のフードなど。
3. 運動不足: 散歩や遊びの時間が少ない場合。

肥満が良くないってことはわかっているけど、どのくらいが肥満なのかってわかりずらいですよね。

そこで肥満を判断方法のひとつであるボディ・コンディション・スコア (BCS)についてご紹介します。

ボディ・コンディション・スコア (BCS)とは、犬猫の体格と健康状態を評価するための1つの指標です。これは視覚的と触覚的に判断するものです。一般的に、1から9段階または1から5段階が使用されますが、ここでは1から5段階のものをご説明します。

BCS 1: 非常にやせている
見た目: 肋骨、腰の骨、背骨がはっきり見える。
触って: 骨が簡単に触れる。脂肪がほとんどない。

BCS 2: やせている
見た目: 肋骨が見える。腰のくびれがはっきり。
触って: 薄い脂肪層の下に肋骨が触れる。

BCS 3: 理想的な体重
見た目: 肋骨は見えないが、触れると感じられる。腰のくびれがある。
触って: 薄い脂肪の下に肋骨がある。

BCS 4: やや太っている
見た目: 肋骨が見えない。腰のくびれが少しある。
触って: 厚い脂肪の下に肋骨が触れる。

BCS 5: 肥満
見た目: 肋骨が見えず、触るのも難しい。腰のくびれがない。腹部が垂れている。
触って: 肋骨が非常に厚い脂肪の下にあり、ほとんど感じられない。

理想的な体重を維持するために、定期的にBCSをチェックし、必要に応じて食事や運動の調整をすることはとても大切です。みなさんも見て触って自分の子がBCSのどの段階なのかをチェックしてみて下さい。

それではまた!