若山動物病院ブログ
綺麗な薔薇には棘がある
こんにちは。
千葉県佐倉市の『若山動物病院』の松田です。
本日は病院内での会議があり、そこでなんとお寿司が出ました!o(^▽^)o
とても美味しかったです!
みなさんはお寿司のネタ何が好きですか。
ちなみに自分は「サーモン」が好きです。🍣
回転寿司屋に行くとサーモンは絶対頼みますね、オニオンサーモンがあればなお良しです。
自分は好きなものは最後に残す派なので今回もサーモンを最後にいただきました。
好きなものを最初に食べる派と最後に食べる派って分かれますよね。
以前来られた飼い主さんで魚食べたら腹痛とじんましんが出ちゃったという方がいらっしゃいました。
魚で怖いのは食中毒ですよね。
食中毒にも色々種類があります。
細菌性食中毒を引き起こす代表的な菌は3つあります。
サルモネラ菌は鶏卵や鶏肉が主な感染源ですが、汚染された魚介類からも感染することがあります。
腸炎ビブリオは海産物に多く存在し、生食で感染することが多いです。特に夏場は繁殖しやすいため注意が必要です。
腸管出血性大腸菌(O157など)は汚染された水や食材から感染することがあります。
ウイルス性食中毒を起こすノロウイルスは冬場に多く発生し、感染力が非常に強いです。汚染された貝類や調理者の手から感染することが多いです。
寄生虫であるアニサキスは魚介類に寄生する虫で、生食することで体内に入ると胃や腸に強い痛みを引き起こします。
聞いたことがある名前もちらほらあったと思います。
これらを予防するためには、新鮮な魚介類を選ぶのはもちろん、調理器具や手をしっかりと洗って、生の魚介類と他の食材が接触しないようにすることで、交差汚染を防ぐことが出来ます。
また、寄生虫対策として、アニサキスなどの寄生虫は冷凍することで死滅するそうなので気になる方は冷凍することをおすすめします。
特にこれからの夏場は特に注意が必要で、気温が高いと細菌が繁殖しやすくなるため、冷蔵保存や迅速な調理をする必要があります。
自分も料理することがあるので食中毒には十分注意していきたいと思います。
それではまた!