千葉県佐倉市の『若山動物病院』の新垣です。

今回はニャンコの予防についてです(=^・^=)

毎年１度の予防接種・混合ワクチン(注射)はみなさんもご存知ですよね(*’▽’)
ニャンコの予防には他にも、ノミ＆マダニなどの寄生虫を予防する予防薬があります！！

…「うちの子は外には出さないし予防は要らないかな…」なんて思っていたりしていませんか？？
実はそれは間違いなのです！

確かに寄生虫の感染は外で原因をもらってきてしまうことがほとんどです⚠
ですが、最近増えているのが「家猫さんのノミ感染」👀
飼い主さんの家の出入りの際に荷物や洋服、靴にノミがくっついて運ばれてしまい
家の中で感染してしまうこともあるのです！

外猫さんやノラ猫さんが寄生虫に犯されているケースが多いのは単純に、原因に触れる機会が格段に多いからですね(><)
だからといって外を歩かない家猫さんも寄生虫感染のリスクがゼロな訳でもないのです⚠

ノミに寄生されてしまうと、
●激しい痒み
●発疹や発赤
●アレルギー反応による皮膚炎
●大量の吸血による貧血
●瓜実条虫などを媒介
といった苦痛を伴う症状が出てくるのです_(._.)_

そしてニャンコだけでなく私たちヒトにもうつり、同様の症状が出ます⚠
なので、感染する前の予防が大切です(=ﾟωﾟ)ﾉ

当院で取り扱っているニャンコの予防薬は『レボリューションプラス』です✨

1ヶ月に1回、肩甲骨より上の場所 舐められない部分の皮膚に垂らすタイプの予防薬です。
ニャンコの体重によって合ったものを使用します。

『レボリューションプラス』は上記で出てきたノミ・マダニの他にも、
回虫や鉤虫の体内に寄生する寄生虫や、蚊によって媒介されるフィラリアも予防が出来ます！！

蚊のとある実験ではマンション8-12階まで飛ぶことが出来る…とのデータが出たので「高層階に住んでいるから大丈夫」というのも間違っていることが分かりました( ˘ω˘ )

ちなみに、ニャンコの突然死の約1割がフィラリア症によるものと言われています(◎_◎;)
体に他のナニカに寄生されるのは体へのダメージも大きいです。

予防をしっかり行なって寄生虫の感染を防いで、
「あのときちゃんと予防をしておけば良かった」と後悔しないようにしましょう♪