若山動物病院ブログ
筋･筋膜性腰痛に
この頃、腰が重痛くなる時があるんです。
激痛じゃ無いので生活に支障は無いけど、動きが悪くなる事間違いありません。
でもコルセットをすると、ほぼ無痛状態になってしまうんですが安心しちゃダメですよね！
腰が重痛くなる原因は？
冷え？
老化？
無理な体勢？
重い物を持ったから？
そうだ、重いっちゃ････
このカラダに付いた脂肪は重いかも。
足のしびれも感覚の異常も無いし何だろう？
まッ腰痛には間違いは無さそうだし････
ひょっとして････
これがあの「筋･筋膜性腰痛」ってやつ？
診療中は、前屈みの姿勢が続きます。
それで腰に負担がかかり、腰回りの筋肉や筋膜にトラブルが起こったって事も考えられます。
気をつけねば！
「筋･筋膜性腰痛」とは
腰の骨の事を「腰椎」と言います。
それら骨と骨の間にはクッションの役目をする、「椎間板」と呼ばれる組織が挟まっています。
そして腹筋と背筋が、腰椎など背骨の周りを取り囲みカラダを支えています。
腹筋には腹直筋、内外腹斜筋、腹横筋など、
そして背筋には脊柱起立筋、広背筋、大腰筋などの筋肉があります。
これらの筋肉は、筋膜によって包まれています。
筋膜と言う言葉から、筋膜は筋肉を包む膜と思っている方も多いと思います。
でも厳密には血管や内臓、神経など、様々なものも包んでいる膜です。
そしてそれらの形を保つように覆っている事から、筋膜を「第2の骨格」ともんでいます。
その腰の筋肉や筋膜に負荷がかかると、筋肉や筋膜が炎症を起こし痛みが出てしまうんです。
この痛みは腰の筋肉や筋膜に急激、もしくは慢性的な負担から起こります。
筋肉と筋膜ですから、レントゲン検査では異常が見られません。
また神経の問題でも無いので、足には痺れなどの異常も見られません。
とりあえず、姿勢には注意です。
そして腰の筋肉や筋膜へのストレスをかけないように、しなくちゃですね！
筋力アップもですね！