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若山動物病院ブログ

ひんやり快適

千葉県佐倉市の『若山動物病院』の千明です。

昨日は栃木県佐野市で今年の全国最高気温となる41.0℃が観測されました。
さらに同日、佐野市を含む6地点で40℃台が観測され、全国的に暑い1日となりました。

この暑さの原因には「ドライフェーン」と呼ばれる現象が関係しています。
一般的によく聞く「フェーン現象」とは、湿った地上の風が山を駆け上がり、風下側で風が高温となって吹き降りる「ウェットフェーン」のことを指しますが、「ドライフェーン」は乾いた上空の風が山の風下側で吹き降りるときに上空の空気を引きずり下ろすことで地上付近で空気が圧縮され高温となることを言います。
ドライフェーンが発生すると昼夜問わず極端に気温が上がるため猛暑や酷暑になってしまうそうです。

これだけ暑い日が続くと体温調整のために体が頑張るため体力を消耗し、疲れやすくなったり胃腸の働きが衰えて食欲不振になったりして夏バテをおこしてしまいます。

病院犬シロちゃんも暑さをしのぐためにエアコンの冷たい風を求めて事務所の床で溶けていました。

ダレるシロちゃん
事務所の玄関前でダレる病院犬 シロちゃん

エアコンの風は涼しくて快適ですが気づかないうちに体が冷えすぎてしまうので、できれば直接あたるような場所にはいないでほしい…。


そんな溶けたシロちゃんのために、ひんやり快適な手作りアイテムをプレゼント!
準備するのはペットシーツとお水。

準備

ペットシーツにお水を適量垂らして全体的に濡らしていきます。

作成中
濡れたペットシーツを手で押して水が滲み出てこない程度がベスト!

全体的にペットシーツに水を含ませたら、小さく畳んで冷凍庫に入れて凍らせます。

冷凍中

数時間後には手作りひんやりマットの完成!


さっそくシロちゃんにプレゼントしてみると、ちょうどいいひんやり具合に思わず笑みが溢れています (*´︶`*)

ひんやりシロちゃん

ペットシーツの中身は小さな吸水ポリマーなので凍らせてもカチカチに固くならず、10分ほどで常温に戻るため体の冷やし過ぎを防ぐことにもつながります。

ペットシーツは柔らかく大きさもあるので、首に巻いてお散歩や運動後のクールダウンとして使うこともできます。

首巻きロイス

今年の夏は上手に体を冷やして暑さに負けないように頑張りましょう!