こんにちは。

千葉県佐倉市『若山動物病院』の松田です。

夏休みに入って旅行に行く方が増えたからなのか、ストレスによる体調不良で来院されるワンちゃんネコちゃんが増えた気がします。
ストレスからくる病気は様々あり、多いところでいうと下の項目が考えられます。
1. 胃腸障害: 嘔吐、下痢、食欲不振などの症状が現れることがあります。
2. 皮膚トラブル: かゆみ、脱毛、皮膚炎などが起こることがあります。
3. 行動問題: 過度な吠え、破壊行動、過度なグルーミング、分離不安などの行動が見られることがあります。
そこで今回は、少しでもストレスなく生活していただくために犬や猫の不安を解消する方法をいくつか紹介します。

• 環境の整備

まずは安全な場所を提供することです。　犬や猫が安心できる場所（クレートや特定の部屋など）を用意します。静かな環境を整えることです。騒音や急な音に敏感な子に対しては、静かな環境を提供することで不安を解消できます。

• ルーティーンの確立

いつも通りのスケジュールで食事、散歩、遊びの時間を規則的にすることで、犬猫にいつも通りの余裕を持たせて、不安を軽減します。

• 運動とふれあい

適度な運動も大切です。犬や猫に十分な運動を提供することで、ストレスを発散させます。
触れ合いなでてあげましょう。抱っこするなどは、動物に安心感を与えます。

• 遊びとしつけ

おもちゃ、知育玩具や遊びを通じて、精神的な刺激を与えることが出来ます。
しつけや基本的な訓練を通じて、自信をつけさせることができます。

• 補助アイテム

フェロモン製品を使用することも一つの手です。フェロモンディフューザーやスプレーを使用すると、犬や猫がリラックスしやすくなります。

これらの方法を組み合わせることで、犬や猫の不安を効果的に軽減することができます。
是非出来ることから実践してみてください。

余談ですが、先日シロちゃんに続きロイスちゃんもシャンプーをしました。
頑張ってシャンプーさせてくれました。

その甲斐あってサラサラヘアーになりました！
よかったね、ロイス！

今度はルーサーの番だね！待っててね。

それではまた！