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若山動物病院ブログ

帝王切開手術

帝王切開手術

動物愛護週間の一環として「なかよし動物フェスティバル2024」が、成田のイオン内で行われました。
7時半に現地に集合し、獣医師体験としての手術の疑似体験の準備です。

10時、整理券を配って、混乱が起きないように開始です。
昨年は「膀胱結石の摘出手術」でしたが、今年は『帝王切開手術で赤ちゃんを助けよう!』でした。

ぬいぐるみを使って手術を行うのですが、お腹の中には赤ちゃんの入った子宮が組み込まれています。
ぬいぐるみと赤ちゃん以外は、全て手作りです!
ぬいぐるみのお腹の中の綿を取り除き、そこに子宮の入る空間を作っています。

手術開始!
まず手作りのメスでお腹を切って、子宮が見えるようにします。
そそし子宮を切って、赤ちゃんを優し~く取り出します。
出した赤ちゃんを包んでいる胎膜を破いて取り除き、臍の緒を切って無事出産です!
そしてお母さんのお腹を縫って、手術は終了です。

手術道具や縫い合わせる糸は、日々実際に使用しているモノを使用しています。
そのため質感は、バッチリ!

15時終了!
昼食も休憩も取らず、各病院の院長先生方は頑張りました。
いやぁ~本多くの方にご参加いただき、しかも無事に終わりました。
ご来場頂いた方、手術に参加した方、また御協力頂きました方たちに感謝申し上げます。

皆さん「心地よい疲労」と言うか「スッギリ疲労」がカラダに残ったようです。
この「スッギリ疲労」とは、メンタルは元気で筋肉疲れの状態、だから食べて飲んで、風呂に入って早寝したら翌日には回復、そんな疲労です!