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若山動物病院ブログ

チョコレート中毒🍫

こんにちは。
千葉県佐倉市『若山動物病院』の松田です。

明日はハロウィンですね!🎃
ですが、明日は病院の休診日。ということで病院のハロウィン仕様の内装も今日で見納めでした。気になった装飾はありましたでしょうか。金曜日からはツリーもクリスマス仕様に変わってますのでそちらもお楽しみ!🎄

ハロウィン
ハロウィン
実はこんな子もいました。

ハロウィンでお菓子の交換をしたりするお子さんも多いと思います。その時に注意しておきたいのは、床に落ちたお菓子などを犬や猫が誤って食べてしまう「誤食」です。お菓子の中で怖いのはやはりチョコレートです。
今回はチョコレートの誤食についてお話ししたいと思います。

チョコレートは、犬猫にとってとても危険な食品です。含まれている成分のうち、テオブロミンカフェインが中毒の原因になります。これらは犬猫の体内で分解されにくく、少量でも深刻な中毒症状を引き起こすことがあります。

目次

チョコレートの毒性

チョコレートの毒性は、種類や量によって異なります。特にダークチョコレートココアパウダーはテオブロミンの含有量が特に高いので少量でも中毒を引き起こしやすくなります。ホワイトチョコレートには比較的少ないですが、油分が多いため、下痢や嘔吐の原因になります。

中毒の症状

チョコレートを誤食した場合、以下の症状が現れることがあります。症状の重さや発症の早さは、食べた量や犬猫の体重によって異なります。

初期症状:嘔吐、下痢、よだれが増えるなど

神経症状:興奮、落ち着きがない、ふらつき、震え、けいれんなど

循環器系の症状:頻脈、血圧上昇、不整脈など

重篤な症状:高体温、昏睡、最悪の場合は死亡に至ることもあります

対処法

もしチョコレートを誤食してしまった場合、すぐに病院へご相談ください。誤食した量や種類によっては緊急性が高まるため、量や種類をお伝えください。

動物病院に連絡する:チョコレートの種類、量、誤食した時間などを伝えてください。

残っているチョコレートや包装を持参する:正確な成分が分かると、適切な処置を行うことができます。

それではまた!