若山動物病院ブログ
わんわん
千葉県佐倉市の『若山動物病院』の新垣です。
病院で暮らしているワンコのルーサーは最近大忙しです
いったい何に忙しいのか…お外の見張り番です!!
当院は現在、外壁の塗装作業中なので病院の周りに足場が組まれています。
普段は病院の外に人の気配がするとルーサーのセンサーが作動するのですが、
足場の影=誰かいるでしょ!?と気になって気になって仕方がないようです
ルーサーの声はイイ感じの高さで響くので、病院のどこにいても聞こえてきます(笑)
もう少しで終わるそうなのでお互いに辛抱ですね…|ω・)
実はワンコも声変わりをするのをご存知でしょうか~?
私たちヒトはホルモンの影響で喉の甲状軟骨が発達して声変わりが起こりますが、
ワンコの声変わりは成長して体が大きくなるに比例して喉や首の筋肉が発達することによって起こります。
そのため子犬から成犬へ変わる頃に声の質が変わるのです(´ー`)
喉や首の筋肉の発達によって声が低く重くなるとお話しましたが、
小型犬は成犬になっても「キャンキャン!」と高い声をしいていることが多いですよね(*’▽’)
体格やマズルの長さ、声帯の長さや厚さなど、体のパーツには個体差があります。
それに伴って声(音)の振動数や反響の度合いも変わってくるのです。
成長して体が大きくなる大型犬は声が反響する範囲が広いため声が低くなりやすく、
成長しても体が小さいままの小型犬は反響する範囲が狭いので声が高いままのことが多いのです。
体の大きさが密接に声の高さと関係があるので、
小型犬はキャンキャン、大型犬はバウバウに近いイメージがあるのも間違いではないのですね