若山動物病院ブログ
シャンプー
こんにちは。
千葉県佐倉市『若山動物病院』です。
当院では犬での皮膚の状態の悪い子は薬浴処置を、普段のメンテナンスとしてのシャンプーも行っています。昨日も薬浴処置に来られた方がいらっしゃいました。
大体週に1〜2日はシャンプーの予定が入っています。
今回はシャンプーの効果や目的について紹介したいと思います。
もし皮膚でお悩みの方や、お家でシャンプーが難しいという方は病院にご相談ください。
被毛と皮膚を清潔に保つ
犬は日々の散歩や遊びで、被毛や皮膚に汚れがたまりやすくなります。この汚れを放置すると、皮膚トラブルや細菌感染の原因になることもあります。シャンプーをすることで、ホコリや泥を取り除く、余分な皮脂を洗い流す、毛の絡まりを防止といった効果があります。
皮膚病の予防とケア
皮膚の健康を守ることもシャンプーの大切な目的です。特にアレルギーや敏感肌の犬には、皮膚に優しいシャンプーを使うことをおすすめします。また、薬用シャンプーを使用すれば、 炎症やかゆみの緩和皮膚の乾燥の防止といった効果が期待できます。
血行促進とリラックス効果
シャンプー中にマッサージを取り入れることで、愛犬の血行が促進され、リラックス効果を得られます。自分がシャンプーしている時に眠たそうにしている子もいます^_^
抜け毛や健康状態のチェック
シャンプーをする時に、抜け毛の量や皮膚の状態を確認するので健康トラブルの早期発見につながります。例えば、赤みや湿疹、しこりなどが見つかることもありますので早めに治療することが可能です。
シャンプーの頻度と選び方
シャンプーの頻度としては犬種や生活環境、皮膚の状態によってシャンプーの頻度は異なります。一般的には、 室内飼いの犬:1~2か月に1回、外で活動する犬:月1回程度を目安にしてみてください。
また、皮膚の状態が悪い子は1〜2週に1回と頻度を増やす場合もあります。
また、その子の皮膚や被毛に合ったシャンプーを選ぶことは大切です。無香料・低刺激のものや、皮膚の保湿を助ける成分が含まれたものがおすすめです。
それではまた。