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災害時の在宅避難

災害時の在宅避難

在宅避難を選ぶ場合、ペットと共に安全で快適に過ごすための注意点を以下にまとめます。災害の種類や状況に応じて柔軟に対応してください。

目次

家の安全確認

やはり安全の確保は、一番大切ですよね!

危険箇所の確認と対策

地震の場合:家具の転倒防止(ペットが家具の下敷きにならないように)。
洪水の場合:高い場所に避難できるようスペースを確保。
台風の場合:窓ガラスの飛散防止に養生テープや防災フィルムを貼る。

避難場所の準備

安全で静かな場所(家具が倒れないスペース、余震が少ない部屋など)。
暗くて狭い場所を好むペットにはケージやクッションで居心地の良い場所を作る。

脱走防止

ドアや窓を閉め切り、ペットが外に飛び出さないよう注意。
多頭飼いの場合、ペット同士のトラブル防止のため別々にスペースを設ける。

ペット用物資の準備

基本的に、避難所にはペット様のモノは準備されていないと思っておいてくださいね!

フードと水

最低3日分、できれば1週間分の備蓄。
飲み水は人とペットの両方に十分な量を確保。

衛生用品

トイレシーツや猫砂を余裕を持って用意。
排泄物の処理用ゴミ袋や消臭剤。
予備のリードや首輪
万が一外に出る必要が生じた際に備える。

電気・水道・ガスのライフライン停止への備え

災害時はいつもと同じような生活はできませんが、ある程度の不便さは準備次第で乗り越えることができます。
しかし長期間になると、チョット大変なことになってしまうかもしれませんね!

寒さ・暑さ対策

電気が使えない場合に備え、毛布や保温シート、扇子、クールマットを用意。

簡易トイレの確保

トイレシーツをペット用に活用。

照明器具

ペットが怖がらないよう、柔らかい光のランタンや懐中電灯を準備。

ペットのストレスケア

人もストレスを受けるわけですから、動物たちもストレスを感じる様になってしまいますよね!

静かな環境を作る

ペットが安心できるよう、過剰な音や光を遮る。

慣れたグッズの活用

お気に入りの毛布、おもちゃ、匂い付きのタオルなどを活用。

コミュニケーション

飼い主が側にいることでペットの安心感を高める。

健康管理

体調チェック

食欲や排泄物に異常がないか観察。
ストレスや環境の変化で体調を崩すことがあるため、早期に対応。

必要な薬の確保

持病がある場合、薬を常備し、使い方を再確認。

避難の準備も併行して行う

在宅避難が長引く場合や、さらに危険な状況になった場合に備え、すぐに避難できる準備を整えておく。
ペット用キャリーバッグやリード、避難バッグを常に手の届く場所に。

情報収集

ラジオやスマートフォンで最新の災害情報を収集。
地域のペット避難所や支援団体の情報を確認。

在宅避難は、ペットと共に比較的リラックスした環境を保てる利点がありますが、状況が変化する可能性もあるため、常に次の行動に備えておくことが大切です。