若山動物病院ブログ
健康診断、それで良いですか?
健康診断は、病気を早期に発見するための重要な手段です。
しかし「検査さえ受ければ安心」と思っていませんか?
実は必要な検査を受けていなければ、病気を見逃してしまう可能性があります。
なぜ、そのように思うのか?
それは自分自身の経験からも、実感しているからなんです。
健康診断の重要性とは?
健康診断の目的は「未病」、つまり病気になる前の段階で異常を見つけることです。
自覚症状がなく、見た目が元気でもカラダの中では病気が進行していることがあります。
その兆候を見逃さないことが大切です。
「若いから大丈夫」でもありません。
また健康診断は高齢になってから受けるものでもありません。
若いうちから受けることで基準となる「健常値」を把握でき、ちょっとした変化にも気づきやすくなります。
検査の種類による違い?
健康診断にはさまざまな検査があり、どの検査を選ぶかによって分かることが違います。
血液検査は健康診断の基本ですが、血液だけでは分からない病気もあります。
例えば腫瘍などは、レントゲンやエコーで発見できることがあります。
検査結果は「絶対」ではない?
「異常なし」と診断されても、実際には病気が隠れていることがあります。
例えば、検査の種類によっては不十分なこともあります。
そのため、複数の検査を組み合わせることが重要です。
健康診断を受ける際のポイント
- 年齢や体調に応じた検査を受ける
- 最低でも年2回は受け、異常があればそこの部分を詳しく検査する
- 血液検査・レントゲン検査などを総合的に活用する
健康診断は「受けること」が目的ではなく、適切な検査を選ぶことが重要です。
ずっと元気でいるために、かかりつけの先生と相談しながら最適な健康診断を受けましょう!