若山動物病院ブログ
健康は行動してこそ、守れるもの
今年5回目の検診・処置のために、病院のベッドに転がっています。
これまで大丈夫と思って過ごしてきたのに、こんなにも入院が身近になるとは思ってもみませんでした。
まぁ〜今年は思わぬアクシデントが続いてしまい、こんなにも病院のお世話になっています。
毎回入院のたびに思うのは「内臓の状態は、自分ではまったくわからない」ということなんです。
外見や体調だけで、カラダの中で何が起こっているかを判断するのは全く不可能に近いと思うのです。
だからこそ定期的にしっかりと検査を受けることが何よりも大事だと、身をもって痛感しています。
ただ健康診断というと「面倒くさい」「結果が怖い」「お金がかかる」と敬遠する声も聞きます。
でも・・・
検査を受けなければ気づけない病気があるのも事実です。

私は過去にも、早期発見によって未然に大事に至らなかったことを経験しています。
そのときには、本当に「ラッキー」だったと思ったのです。
しかし冷静に考えてみれば、これは「運」ではなく「行動した結果」なんですよね!
現在は、それぞれの臓器の専門の医師に診てもらっているという安心感があります。
胃腸は胃腸の専門医、心臓は心臓の専門医・・・
現代医療は分野ごとに進化していて、専門医だからこそ見つけられるモノもあります。
自分の体に対して「まあ大丈夫だろう」と曖昧にせず、それぞれの臓器のプロフェッショナルに委ねるという選択が命を守ってくれるのだと思います。
「健康は与えられるものではない」という言葉があります。
まさにその通りです。
健康は誰かがくれるわけでもなく、運任せで手に入るものでもありません。
自分自身で意識して、努力して、行動して、ようやく手に入るものなのです。

今回の連続した入院では、「気づけてよかった」「学べてよかった」と前向きに受け止めています。
そして強く思うのは、「本当の意味で健康を手に入れるには、日々の意識と行動が不可欠!」ということです。
皆様方も、ぜひ一度立ち止まって自分のカラダと向き合う時間を持ってもらえたら嬉しいです。
苦しくなる前に、辛くなる前に調べておく。
大切なヒトに心配をかけないためにも、そして自分らしく生きる時間を長く楽しむためにも・・・
健康は「勝ち取る」ものなのです。