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若山動物病院ブログ

知らない間に…

千葉県佐倉市の『若山動物病院』の千明です。

昨日から嘔吐と発熱で来院する子が多くなってきています。
黄色や透明な液体、未消化のフードなどを吐いたり、嘔吐を繰り返しているうちに血が混じったりするとも。

なかには食べてはいけない物が出てくることもあります。

嘔吐物に何かが混ざっています。

嘔吐物の中に見慣れないものが見えた場合は、お皿やタッパーなど容器に入れて水に溶かすとしっかりと確認することができます。

ひも状のものがたくさん出てきました!

ワンちゃん・猫ちゃんが誤って口にしてしまうものは、実にさまざまです。
石や金属、硬貨、プラスチック、ビニール、布や綿など、時には思いもよらない物まで飲み込んでしまうこともあります。
また、人の食べ物や植物を食べてしまった場合には、中毒症状が出たり内臓にダメージを与えてしまったりするものもあります。


誤食をしてしまったた時に怖いのが、腸の壊死や腸閉塞を起こてしまうことです。

〈 腸閉塞の症状 〉

誤食をしてから数時間〜数日経ってから食欲・排便がなくなり、嘔吐・腹痛などの症状がみられます。


万が一、誤食をしてしまった場合にはなるべく早く動物病院に連絡・受診することが望ましいです。
食べたもの・食べた時間によっては胃の中の物を吐かせる処置で終わる場合もあります。
しかし、誤食をしてから時間が経ってしまうと食べたものが胃から腸へ流れてしまい、全身麻酔での処置や手術が必要になるうえに、腸閉塞や中毒のリスクも高くなります。

受診する際には「何を食べたのか」「どのくらいの大きさ・量を食べたのか」を知るのに、実際に食べたものの残りや成分がわかるものを持参いただけると診察・処置がスムーズにおこなえます。

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