若山動物病院ブログ
皮膚の奥からこんにちは
千葉県佐倉市の『若山動物病院』の千明です。
春頃から皮膚炎を繰り返している病院犬シロちゃん ▽´ᴥ`▽
最初は小さなカサブタから始まり、あれよあれよという間に全身にカサブタと脱毛が広がり、良くなってきたかと思ったら、またカサブタができて脱毛が広がって…と、ずーっと見た目が穴開き状態が続いています。
今日も定期的な皮膚チェックのために全身隅々まで触っていると、右手の指先に感じる違和感。
イボでも脂肪腫でもない、ちょっと前まではなかったはずの皮膚の膨らみ。
毛をかき分けて皮膚を確認してみると、プニプニとした柔らかく赤黒い膨らみができていました！
これは良くない！！と急いで院長のもとへ連れて行き、診察してもらうことに。
膨らんだ部分でも特に柔らかい場所に針を刺してみると、中から血膿が出てきました！
どうやら皮膚深くで細菌感染を起こしてしまい、膿瘍ができてしまったようです。
皮膚の状態を見やすくするために周辺の毛を刈ってみると、思っている以上に広範囲で皮膚の色が変わっていました (((;ﾟД ﾟ)))
これからしばらくはお薬を飲んで、早く皮膚の状態が良くなるように頑張っていきます！
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