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若山動物病院ブログ

見た目じゃわからないよ

千葉県佐倉市の『若山動物病院』の千明です。

今日は猫ちゃんの乳腺腫瘍の摘出手術がありました。

赤丸:乳腺腫瘍

「乳腺腫瘍」とは、乳腺の組織の一部が腫瘍化して「しこり」ができる病気です。
ワンちゃんでは約50%、猫ちゃんでは約90%が悪性腫瘍で、肺への転移率が高いことが知られています。

猫ちゃんに発生する悪性腫瘍はいくつかありますが、国内のデータによると、そのうち約98%が乳腺がんであると報告されています。

猫ちゃんの乳腺腫瘍は8歳以降で発生しやすく、避妊していない子では、避妊済みの子に比べて約7倍も発生率が高いといわれています。
また、乳腺腫瘍の発生率は「避妊手術の時期」によって大きく変わり、早期の避妊によって発症リスクを限りなくゼロに近づけることができるともいわれています。

猫の場合の予防効果:

6ヶ月齢以下91%
7〜12ヶ月齢86%
13〜24ヶ月齢11%
24ヶ月齢以降0%

犬の場合の予防効果:

初回発情前99.5%
1回発情後92.0%
2回発情後74.0%
4回以上もしくは2.5歳以降0%


避妊手術は『予防を目的』とした手術で、卵巣もしくは卵巣・子宮を摘出することで性ホルモンが原因となっておこるさまざまな病気や問題行動を未然に防ぐことができます。
避妊手術は必ずしなければならない手術ではありませんが、その子の将来を考える上で、とても重要な選択になります。


体にできた腫瘍は、見た目や触っただけで良性か悪性かを簡単に判断することはできません。
腫瘍を見つけた場合には、適切な時期に適切な検査を受け、早期治療に繋げる必要があります。

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