若山動物病院ブログ
なぜ、食事がそんなに大切なのか
本日開催した「ぷらむ倶楽部セミナー」のテーマは、【食事でつくる元気な毎日】 でした。
体は、食べたものから得られた栄養によって作られています。
つまり、食べ物は体をつくる原材料です。
その原材料に偏りや問題があれば、体にも少しずつ影響が現れてきます。
筋肉、内臓、皮膚、被毛、血液、そして免疫力まで・・・
そのすべては、日々口にしている食事から作られています。
食べ物は「お腹を満たすもの」と思われがちですが、実際にはそれ以上の大切な役割を担っています。
エネルギーを生み出し、体を修復し、病気から守る力を支える、健康の土台そのものです。
また食事は薬と違い、毎日・長期間にわたって体に影響を与え続けるものです。
だからこそ、特別なことをしなくても、
「何を選ぶか」
「どう続けるか」
が、これからの健康に大きく関わってきます。
そんな話から始まり、スライド30枚、約２時間にわたるセミナーとなりました。
今回のセミナーでは・・・
「うちの子に合ったフードを、自分で選べそうだ」そう感じて、自信を持って帰っていただくことをゴールにしました。
そのために・・・
原材料や成分表の読み方、適切な量の決め方、ライフステージごとに考えるポイントなど、今日からすぐに役立つ実践的な知識をぎゅっと詰め込みました。
フード選びは、我が子の健康に直結する大切なテーマです。
「なんとなく選ぶ」から一歩進みましょう！
「理由を持って選べる」ようになると、毎日のごはんがグッ〜と安心できるものになります。
今日食べたごはんが、明日の元気をつくります。
そして、その積み重ねが、数年後の体調を左右します。
食事を少し意識することは、いちばん身近で、いちばん優しい健康管理なのです。