若山動物病院ブログ
誤食
こんにちは。
千葉県佐倉市「若山動物病院」の松田です。
みなさん、お久しぶりです。約2ヶ月ぶりのブログ投稿となってしまいました。
詳細については控えさせていただきますが、今回の件で何事も最悪を想定して動かなければならないということを改めて学びました。
今年も残り少ないですが、精進していきたいと思います。
話は変わりまして本日のブログに移りたいと思います。
本日は「誤食」です。「ペットシーツを食べてしまったかもしれない」ということで連れて来られたわんちゃんがいました。
犬は好奇心が強く興味を引くものを食べてしまうことがあります。特に子犬には注意が必要です。
今回の場合はペットシーツでしたが、人の食べ物や靴下、小さいおもちゃやティッシュなどさまざまです。

人の食べ物の場合中毒を起こしてしまったり、食べたものが腸に詰まってしまったりと危険な場合もあります。もし、誤って食べているのを目撃または食べた形跡が見つかり次第病院にご連絡ください。
その際、
- 何を食べたか
- いつ食べたか
- どのくらい食べたか
- 今の症状
などをお伝えください。その後対応が変わってくる大切な情報になります。

対策としては、今回のペットシーツの場合は写真のようなもので物理的に誤食されないようにすることも1つです。
⚫︎ゴミ箱をフタ付きのものにする。
⚫︎犬の届く高さに食べ物を置かない。
⚫︎床にものを置かない習慣をつける。
物理的に排除するものや意識して行うことや心掛けが大切な部分もあります。
誤食は怖いトラブルですが、正しい知識があれば防げることも多くあります。
わんちゃんが安全に、そして安心して毎日を過ごせるように、今一度おうちの環境を見直してみてくださいね。