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若山動物病院ブログ

瞳孔の謎

瞳孔

こんにちは。

千葉県佐倉市「若山動物病院」松田です。
ねこの眼をみると人とは違う瞳孔の形をしているのに気づくと思います。そこで瞳孔の形って何種類かあることを知りました。
今回はそんなお話しをしていきたいと思います。

そもそもの瞳孔の役割は、目に入る光の量を調節する穴です。
明るいときは瞳孔が小さくなる
暗いときは瞳孔が大きくなる
カメラの絞りと同じ役割をしています。

  • 丸い瞳孔(犬、人、ライオンなど)

私達と同じ丸い瞳孔の特徴としては、光の調節がなめらか動くものを追いやすい動体視力の優れた眼となっています。
昼夜問わず活動したり、追いかけて狩りをする動物に向いています。

ロイス
ロイスちゃん
  • 縦長の瞳孔(猫、きつねなど)

この瞳孔の特徴としては強い光をしっかり遮れることや、距離感を正確につかみやすい獲物との距離を正確に測るための眼になっています。
夜行性だったり、薄暗い時間帯に活動する待ち伏せ型の狩りの動物に向いています。

おきく
おきくちゃん
  • 横長の瞳孔(山羊、羊など)

横方向の視野が広く 地面と平行に見えることが特徴360度近くの視野があると言われています。
天敵を早く見つける必要がある草食動物が向いています。

研究では、

「捕食者か被食者か」「目の高さが地面からどれくらいか」が瞳孔の形に影響していると考えられています。

低い位置+待ち伏せ → 縦長(猫)
高い位置+追いかける → 丸(犬)
食べられる側 → 横長(草食動物)

まさに、生き方が目に表れているんですね

今回のことで瞳孔の形は動物ごとに違って生活環境や狩りの方法と深く関係していることがわかりました。
ねこちゃんの場合は緊張している時に瞳孔が大きくなったりと、瞳孔を見て気持ちや体調のヒントになることもあります。
見つめ過ぎると嫌われてしまうかもしれませんのでご注意を。

それではまた!