若山動物病院ブログ
甘噛み
千葉県佐倉市「若山動物病院」の松田です。
だんだん日中の気温が上がってきていて春が近づいているのを感じました。
残りの寒い時期を体調崩すことなくいきましょう!
本日は初診で生後3ヶ月ねこちゃんがこられました。
病院ではお利口さんでしたが、お家だとよく甘噛みをするそうです。
犬猫の甘噛みはどういう意味があるのでしょうか。

手をペロペロしたあとに、カプッ。
遊んでいる最中に、軽く歯が当たる「これって愛情?それとも問題行動?」と迷う飼い主さんも多いのではないでしょうか。
甘噛みは、必ずしも悪いことではありません。特に子犬・子猫期は、歯の生え変わりによるムズムズや、遊びの延長で噛むことがよくあります。兄弟とじゃれ合う中で“力加減”を学ぶ大切な時期でもあります。
一方、成犬・成猫で甘噛みが見られる場合は、
- 遊びが盛り上がりすぎている
- かまってほしい
- 興奮やストレスの発散
といった理由が考えられます。
ここで大切なのは「叱る」よりも「伝える」こと。強く噛まれたら、低く落ち着いた声で「痛い」と伝え、いったん遊びを中断します。噛むと楽しい時間が終わると学習させることがポイントです。手ではなく、おもちゃを使って遊ぶ習慣も効果的です。
もし甘噛みが急に増えた、触られるのを嫌がる様子がある場合は、体の痛みや不安が隠れていることもあります。
甘噛みは、気持ちのサインでもあります。背景にある理由を考えながら、その子に合った関わり方を見つけていきましょう。
それではまた。