若山動物病院ブログ
お腹いっぱい

こんにちは。
千葉県佐倉市「若山動物病院」の松田です。
みなさんは「いつものご飯なのに急に食べなくなった」「食いつきが悪くて心配」——そんな経験はありませんか?犬や猫の食欲低下はよくあるお悩みですが、実はちょっとした工夫で改善することもあります。
今回はそのポイントいくつか紹介します、出来るものがあればぜひ取り入れてみてください。
体調チェック
元気がない、嘔吐や下痢がある、体重が減っている場合は病気の可能性もあるため、早めの受診が必要になります。一方で、元気はあるのに食べない場合は、環境や食事内容が影響していることが考えられます。
食事の環境
犬猫は意外と繊細で、騒がしい場所や落ち着かない環境では食欲が落ちることがあります。食事は静かで安心できる場所で与えましょう。また、食器の高さや形状が合っていないと食べにくさから食欲低下につながることもあります。猫は縁にヒゲが当たるのを嫌がるため、口の広いお皿を選ぶのがおすすめです。
食事の温度
特にドライフードは少しぬるま湯でふやかしたり、軽く温めたりすると香りが立ち、食欲が刺激されやすくなります。猫は嗅覚が発達しているため、香りの変化が効果的です。鰹節など香りがたつものをふりかけてみてください。
トッピング
いつものフードに少量のウェットフードや茹でたささみなどを加えることで、嗜好性がアップします。ただし、トッピングに慣れすぎるとそれがないと食べなくなることもあるため、量は控えめにしましょう。
食事のタイミング
ダラダラ食べさせるよりも、時間を決めて一定時間で片付けることで、食事への意識が高まることがあります。また、適度な運動後は自然とお腹が空きやすくなります。
最後に、「フードの見直し」も一つの方法です。年齢や体調によって好みや必要な栄養は変わります。急な変更は避けつつ、少しずつ新しいフードを試してみるのもよいでしょう。
食欲は健康のバロメーターです。「ただのわがまま」と諦めず、その子に合った工夫を見つけてあげることが大切です。
それではまた。