若山動物病院ブログ
春の脱水
千葉県佐倉市の『若山動物病院』の千明です。
気温や湿度が上がるこの時期、室内で過ごしていても脱水は起こり得ます。
特にワンちゃん猫ちゃんは、人よりも体温調節が苦手なため、気づかないうちに体の水分が失われていることがあります。
「外に出ていないから大丈夫」と思わず、日頃から小さな変化を見てあげることが大切です。
なぜ室内でも脱水が起こるの?
脱水というと真夏の屋外をイメージしやすいですが、室内でも次のような原因で起こることがあります。
- 室温や気温の上昇
- 湿度が高く、体温調節がうまくできない
- 飲水量の不足
- エアコンによる乾燥
特に高齢のワンちゃん猫ちゃんや、もともと飲水量が少ない子は注意が必要です。
「少し暑いかな?」という程度でも、体には負担がかかっていることがあります。
こんなサインに注意
脱水が進むと、体調にさまざまな変化が見られます。
- 元気がない
- 食欲が落ちる
- 口の中が乾いている
- 皮膚の張りが低下している
- 呼吸が荒い
軽い脱水では気づきにくいこともありますが、「いつもと違う」が大切なサインになることもあります。
特に暑い日は、普段以上に様子を見てあげましょう。

日常でできる対策
脱水予防は、毎日のちょっとした工夫が大切です。
- 水を飲みやすい場所を増やす
- ウェットフードなどで食事からも水分を補給する
- 室温・湿度をこまめに調整する
- 飲水量や体調を日頃からチェックする
「しっかり飲ませよう」と頑張るよりも、自然と水分を摂れる環境を作ってあげることがポイントです。

季節の変わり目は、体調も揺らぎやすい時期です。
室内にいても脱水は起こるため、日頃の小さな変化に気づいてあげることが大切です。
こまめな観察を心がけ、無理のない環境づくりをしていきましょう。